親は「捨てられない性格」!実家の断捨離はどうしたらいい?

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こんばんは

コンサバ系ミニマリストOL momoです。

 

年末年始、実家で断捨離しました。

私の実家は築20年の一軒家。

 

とくだん散らかってはないし、かといってドラマに出てくるような奇麗な家でもない。

ごくごく一般的な実家だと思います。

 

ただ、ミニマリストの私からしたら、やっぱりモノは多いです。

まあ私はボールペンが何本もある時点で「物が多い」っていう考えですが。

 

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実家の断捨離をしたい!

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私が実家の断捨離を始めたわけ

私が30代なので親もそこそこの年齢です。

これから先、衰える一方なのは目に見えています。

そして私も、いつまで独身娘として、親に構ってあげられるかわかりません。

今、まだ親が元気なうちに、もっとすっきりした快適な家にしてあげたいという思いがずっとありました。

しかし、そこには両親の困った性格が・・・。

 

両親は「捨てられない世代」の人たち

私の両親はいわゆる「捨てられない性格」。

私たちの親世代は、みんなそうなのかもしれません。

「それ、ずっと使ってないでしょ?捨てなよ」と私が言っても、返ってくる言葉は

「だって、壊れてないし。」

 

そう、両親の捨てる基準は「使ってるか・使ってないか」じゃなくて

「壊れているか・いないか」。

 

食器なら割れるまで。

服なら、破れたとか、かなり汚れるまで。

 

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両親は、物が貴重な時代に育った世代ですから、すごく物を大切にするのです。

今みたいにファストファッションやネットで手軽になんでも買える時代じゃなかった。

多分、私が、ワンシーズンで服を売ったり捨てたりしてることを知ったら、母は卒倒するでしょう。秘密秘密・・・。

 

そんなわけで、捨てられないまま置いてある服や食器が、実家にはたくさんあります。

それらを保管するためのタンスや食器棚も当然あるわけです。

大きな家具がたくさんあるわけですね。

なのでまあ散らかってるわけではないが、モノが多いなあ・・という印象。

 

しかし、その中できちんと稼働している服や食器は5割にも満たないような。

母のこだわりで、作り付けの収納たっぷりの家ですので、稼働しているものだけに絞り込めば、そんなに大型収納家具も必要ないと思うのですが・・。

 

勝手に捨てるのは絶対NG!

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我が親ながら、無駄なことしてるなあとは思うのですが、実家のものを勝手に捨てるということは、私は絶対しません。

明らかに使っていないもの、たとえ壊れているものでも、

親とはいえ、人のものを勝手に捨てる というのは絶対してはいけないこと。

 

ミニマリストを目指し始めたころは、自分のものを断捨離しまくって、それにより自分がすごく快適で生まれ変わったような気分になれたんですよね。

だからそれを親にも味わってほしくて、「それ捨てなよ!」ってよく言ってたんですが、

ミニマリストっていうのはあくまで私の生き方であって、それを他人に押し付けてはいけない。と今は思っています。

私がやりたくてやってるだけ。

ミニマリストを目指しているけど、ミニマリストが正しい!とは、私は思っていません。

 

実際、私たちの親世代は、すっきりしすぎた部屋よりも「たくさん物がある部屋のほうが落ち着く」という人は多いみたいです。

自分が快適な生き方が一番ですよね。

 

 

 

高齢者の断捨離は、体力・気力ともにしんどい

 本当は捨てたい?

が、母に話を聞くと、「年齢とともに、整理がおっくうになっている」というのも事実なようで・・。

おおがかりな片付けや整理、若い人でも面倒です。

体力がなくなってくる高齢者ならなおさらですよね。

 

「あの棚の中、数年も使ってないものばかりで、整理したいわあ」と思っていても、

何を捨てようかと考えるのすら、面倒で放ったらかし…。

大型ごみを出したりするのも大変。

そんな状態だったのも、事実のようです。

 

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子供のサポートが断捨離のきっかけを作る

親が「捨てられない性格」だ。体力・気力ともに面倒くさがりだ。

そんな親でも、子供のサポートがあれば意外とすいすい断捨離が進むものです。

「捨てる作業は私がするから、何が必要かだけ判断してくれない?」そう優しく促せば、いうことを聞いてくれるもの。

 

ただし優しさは必要ですよ!

娘にとってはゴミ同然でも必要なくても、親にとっては捨てがたいものだったりするので、

そこは「じゃあこれは取っておこうね」とぐっとこらえましょう。

 

親の断捨離を手伝うポイント

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子供(自分)がリードする

前述したように、体力・気力ともに必要なのが断捨離。

高齢の親はそのへんに座らせておいて、捨てる・捨てないの判断をしてもらうだけにしましょう。

肉体労働からごみの処理まで、全部子供が引き受けると約束し、「じゃあお願いしようかな・・」とその気させれば、こっちのものです。

 

ポジティブな言葉を選ぶ。

無駄とか邪魔とか、ネガティブな言葉より、「これ捨てたらこのスペースすっきりしそう!」などポジティブな言葉を選びましょう。

「これ良く使ったよね~」とかでもいいです。

親じゃなくてクライアントにでも接するつもりで(笑)。

 

思い出のものは捨てない

思い出の箱を作ってまとめておきましょう。

取り出して振り返ることはなくても、「そこにおいてある」というだけで安心感があるものです。

 

現代の便利なものを提案する

パソコンやタブレットに抵抗ない親御さんなら、写真や本などはPCのなかに収めておくことも提案してみる。

親世代は「そういうのがあるのは知ってるけど、どうしたらいいかわからない」という人は多いので、若者(自分ね!)がシステムを提案してあげるのも大切。

パソコンに限らず、収納の便利グッズとかでもいいです。

 

momo家の実家の断捨離完了

TVラックの中身を断捨離

さて「実際断捨離できたのかい??」という話ですが、

ずーっと気になっていた、TVラックの中身を断捨離しました。

大量のVHSを処分しましたよ!(20代の人、VHSって知ってる!?)

 

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そしてそのVHSがあったところに、リビングの本棚に入れていた書類とプリンタを収納。

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TVラックにA4ファイルが入るラックを6個くらい置きました。紙素材なら将来的に捨てるのもラクですしね。

 

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リビングに本棚を置いていたのは、母としても本意ではなかったようで・・。やっぱりちょっと見た目が騒がしかったのは事実。

「本棚やっと捨てられるわ~」と言ってました。

そしてその本棚があったところに「サイドボードが欲しかったのよね~(´∀`)」と、また新しい家具を買おうとしていたので

しばらくはこのまま過ごしてみて と若干キレ気味に諭しておきました!

スッキリした生活に慣れてほしいな~

 

断捨離したもの

実質捨てたのは、VHSとカセットテープと本棚だけということになります。(20代の人、カセットテープって・・・)

だけど本棚にあったものをTVラックに移動できたので、かなりすっきりしましたね。

TVラックは扉付き収納なので、何を入れておいても扉さえ閉めておけばOK。

捨てるだけでなく、収納する場所を変えるだけでもかなりスッキリするもんですね。

 

 実家の断捨離をして良かった!

自分のものではないので、だいぶお手柔らかに断捨離しましたが、それでも両親は少しスッキリしたようです。

住んだ年月が長い家だけ、ものは溜まり続けるといいます。

 

これから本格的に老いてゆく両親。

少しでも快適な空間で暮らしてほしいです。

 

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